※文面に、悲しい・血表現が出てきます。
 苦手な方は、ご覧にならないよう
 お願い申し上げます。


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お医者さんは「きれいにすべてなくなっている状態です。」と残念そうな声で伝えてくれました。
わかっていたけど、悲しみが押し寄せてきました。
検診台から降りて着替えている時には涙が止まらず、泣き止むのに必死でした。

先生からの詳しい診察結果を聞くため、診察室へ入ります。

「今回は残念ですが、化学流産です。」

化学流産…知らない言葉でした。
先生が続けて
「赤ちゃん側になんらかの原因があるために流産してしまいました。
 あなたが原因で流産したのではないので、気を落とさずに。」
そう優しく言って下さったんです。

でも悲しくて悲しくて仕方ありませんでした。
帰ってからもずっと泣き通しでした。

にょろ(夫)が帰ってきてから再度説明をするのが
一番辛かったなと思います。

あんなに喜んでくれたにょろ(夫)に、いつのまにか
ごめんねと泣きながら謝っていました。
頭がぼーっとしてしまうくらい泣いてました。

どうしたらいいのか
なぜいなくなってしまったのか
ぐるぐる頭の中を駆け巡ってました。

そこからは、あんまり何も考えれなくて引きこもりが更に家から出なくなりました。

11月はまるまる何するにも泣いてしまうという精神的に不安な状態でした。
12月はそれを心配したにょろ(夫)が旅行へ連れて行ってくれました。
旅行先で目にはいる赤ちゃんはできるだけ見ないようにし、心を落ち着かせてました。
年が明けてやっと、赤ちゃんを見ても泣かないまでになりましたが
関西地域でやっているTenの生まれたての赤ちゃんが紹介されるコーナーだけは慣れませんでした。
本当の事言うと今現在もこのコーナーを見れません。
(いつか普通にみれるといいな。)

再度妊活しようと気が起きるまで半年以上かかりました。
意外と精神的に辛いことだったんだなと改めて実感しました。

子供が授かれるって、幸せですごいキセキなんだなと本当に思います。

あんまり考えすぎてもダメだって聞くのですが
考えすぎないってそれはそれで大変なんですけど…


胎児ネームは、あおいちゃんでした。

112903



次に来てくれる子は元気に育ってくれるといいなと夫婦で願っています。


今日も読んで頂いて
ありがとうございました
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ